塩麹の作り方についてご紹介します。
今回は初心者さんでも簡単にはじめやすい、乾燥麹50gを使って常温で作ります。
少量の瓶に入る塩麹の作り方レシピをご紹介します。
塩麹は、簡単に作ることができ、料理の旨味をぐっと引き立てる万能調味料です。
この記事では、乾燥麹50gを使い常温で発酵させる少量の塩麹レシピをご紹介していきます。
自家製の塩麹で、いつもの料理をワンランクアップさせましょう!
▼乾燥麹はパラパラして使いやすいので初めての方におすすめです。
▼醤油麹も常備しています。作り方はこちらの記事でご紹介しています。

▼米麹のみ甘酒の作り方をまとめました。

塩麹の作り方レシピ【乾燥麹50gで少量を常温発酵】
それでは、塩麹を作る際に必要な材料、道具についてご紹介します。
必要な材料と準備する道具
材料(仕上がり:約200ml)
- 乾燥麹:50g
- 塩:15g(麹の30%程度)
- 水:70〜80ml(麹全体がしっとりする量)
準備する道具
- 瓶や密閉できる容器(容量300ml程度)
- ゴムベラまたはスプーン
塩麹の作り方 手順
塩麹を作る際の手順は次のとおりです。
混ぜていくだけなのでとっても簡単ですよ。
- 塩麹を入れる容器を煮沸する
- 容器に乾燥麹を入れる
- 乾燥麹を入れた容器に塩を入れる
- 水を少しずつ混ぜていく
- 煮沸した保存容器にうつす
- 1日1回清潔なスプーンで混ぜる (夏場1週間、冬場10日ほど)
それでは、ひとつずつ詳しくみていきますね。
1. 塩麹を入れる容器を煮沸する
塩麹を保存するガラス瓶などの入れ物を煮沸消毒します。
お鍋に水を張り、布巾を入れた上にガラス瓶などの保存容器を入れて沸騰させます。
5分ほど沸騰した状態を保ち、トングを使って瓶を出し自然乾燥させます。
2. 容器に乾燥麹を入れる
瓶に入れると混ぜにくいので、混ぜやすい容器に乾燥麹を入れます。
大きい容器に入れる方は、直接入れてそのまま保存もできます。
3. 乾燥麹を入れた容器に塩を入れる
乾燥麹を入れた容器に塩を入れて混ぜます。
4. 水を少しずつ混ぜていく
乾燥麹、塩が入った容器に水を少しずつ混ぜていきます。
5. 煮沸した保存容器にうつす
煮沸したガラス瓶が乾いてから、瓶に移し替えます。
6. 常温で発酵させる。1日1回清潔なスプーンで混ぜる (夏場1週間、冬場10日ほど)
常温で置いておき、1日1回清潔なスプーンで全体を混ぜます。
このとき、蓋は閉めずに少し空気が入るようにふわっとラップしたり、蓋を乗せるだけにしておきます。
夏場であれば1週間、冬場は10〜14日ほどかかる場合があります。
麹から甘いかおり、全体にもったりしてきたら完成です。
できあがると冷蔵庫で保存します。
成功のポイントと注意事項
- 塩の量を守る:塩分が少なすぎると雑菌が繁殖しやすくなります。麹の重量の30%が目安です。
- 毎日混ぜる:均一に発酵させるため、1日1回は必ず混ぜてください。
- 完成の目安:麹が柔らかくなり、甘い香りが漂い始めたら完成です。冷蔵庫で保存しましょう。
初めてでも失敗しない!塩麹作りを成功させる3つのコツ
塩の選び方で味が決まる
自然塩や粗塩など、ミネラルが豊富な塩を使うと風味豊かに仕上がりますよ。
▼私はゲランドの塩を使って塩麹を作りました。塩味がまろやかで美味しいですよ。
発酵に適した温度と環境とは?
発酵には20〜25℃の常温が適しています。
冬場は暖房の効いた部屋に置く、夏場は冷暗所を選ぶなど、環境を調整すると発酵しやすいかも。
毎日混ぜるタイミングを守る
混ぜることで雑菌の繁殖を防ぎ、発酵を均一に進められます。
毎日混ぜることで愛着も湧きますよ。
塩麹を保存する方法と活用アイデア
保存容器の選び方と消毒の重要性
保存容器はガラス製が理想的です。使用前に熱湯で消毒し、水分を自然乾燥させることで長期間保存が可能になります。
▼WECKのガラスキャニスターは人気ですね。かわいい形も魅力です。
▼保存容器には琺瑯もおすすめです。
冷蔵保存と常温保存、どっちがいい?
完成した塩麹は冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵保存で3か月は美味しく使えます。
塩麹を使った万能調味料の作り方
塩麹を醤油やみりんと混ぜると、さらに幅広い料理に使える万能だれが完成します。ドレッシングや漬け込みにも活用できます。
塩麹を使った簡単アレンジレシピ3選
- 塩麹で鶏むね肉をしっとり柔らかく
鶏むね肉に塩麹を揉み込んで30分置くだけで、驚くほど柔らかくなります。 - 塩麹と野菜で作る絶品漬物
キュウリや大根を塩麹に漬け込むだけで、簡単に美味しい浅漬けが作れます。 - 塩麹ドレッシングで手軽にサラダ
塩麹にオリーブオイルとレモン汁を混ぜると、簡単でヘルシーなドレッシングが完成します。
よくある失敗例と解決策
塩麹が分離してしまった場合の対処法
発酵が進みすぎると分離することがありますが、混ぜることで解消します。冷蔵庫で保存すれば分離しにくくなります。
塩麹の賞味期限は?匂いがおかしいときのチェックポイント
冷蔵保存で3か月は美味しくいただけます。
期限内であっても酸味が強くなったり異臭がする場合は、雑菌が繁殖している可能性がありますので、その場合は廃棄してください。
手作り塩麹で料理をワンランクアップ!
塩麹は、作る楽しみだけでなく、料理に深い味わいを加える万能調味料です。少量から始められるので、初めての方でも挑戦しやすいのが魅力ですね。
ぜひこの記事を参考に、自家製の塩麹を作り、日々の食卓に新しい風味を取り入れてみてください!
▼乾燥麹もいろんな種類があるのでいろいろ試してみてくださいね。
▼塩もこだわると味も変わってきます。今回はゲランドの塩を使いました。
▼醤油麹も常備しています。作り方はこちらの記事でご紹介しています。

▼米麹のみ甘酒の作り方をまとめました。

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